ISBN:4101237344 文庫 佐藤 多佳子 新潮社 2005/10 ¥660

うーん。

切ない、切ないねぇ…。

共通の何か一つ、それがどんなものでも構わないんだけど、それが二人の間にあるかないかで、人との関わりって変わって来るんだなぁってことを感じる本っすね。

もともとの設定がやはり多感な時期であるため、その時期ならではの話の展開と言えなくもないんすけど、でも…それにしても爽やかな、それでいて切ないような…。

ビックリしたのは。

一見長編のように思えるこの小説、スタートは短編だったんだそうで。それを作者が長い年月をかけて再構築したものらしいんすよね。この手の作品てどこかにボロが出てきがちなもんだと思うけど、それも見あたらないっす。舞台設定などもひっくるめて、のめり込める本だったっす…。
ISBN:4101237336 文庫 佐藤 多佳子 新潮社 2004/08 ¥860

最近、佐藤多佳子にハマッテルっす。

昨年読んだ『一瞬の風になれ』からずっと気になっており、暇を見つけて少しずつ読んで…。今はこれを読み終え、昨日もう一冊読み終えたところっす。

妙なすれ違いと、ちょっとした出会いと…何ていうか、都会の片隅でこんなことが起こっていてもいいよなぁ。ってなことを感じさせてくれる一冊っす。

例によってあらすじとかは書かないっすけど、読んだ後で『いいもん見せてもらったなぁ』って感じさせてくれるです。

最近は、オレの買ってきた本を読んでくれる人がもう一人増えたので…オレが読み終えた本を、その人に渡すのが習慣となってきてるっす。

熱球

2008年1月10日 読書
ISBN:4198921687 文庫 重松 清 徳間書店 2004/12 ¥620

昨年の一番最後、部屋で引越しの荷物を準備したりしなかったりしながら、読んだ本っす。

ほんのちょっとしたノスタルジーと、現実と、これからのことを考えつつもオジサンが人間として少しずつ成長していく…って話なんす。

実際の生活に疲れ、いったんリセットできることはして、また新たな一歩を踏み出していく、そんな話といってもいいかもしれないっすね。

ちょうどオレも、時期的に『これからの新しい生活』に向けての準備をしているところだったので、多少の思い入れを持って読んだんすけどね…。

過去にあまり囚われ過ぎてるのもいけないし、かといって過去はすっぱり消えるもんでもないんすよね…。反省することや、謝罪しないといけないことを自分である程度昇華して、それで先に進んでいかないといけない。もちろん反省している“現在”においても、色んな事柄は起こるわけで、それにも対応していかないといけない。

時間とともに過ごしていくのって、難しいよなぁ…。そんなことを考えちゃうような本でしたなぁ。

明日の記憶

2007年12月19日 読書
ISBN:4334743315 文庫 荻原 浩 光文社 2007/11/08 ¥650

久しぶり読書感想文(ハハハ、批評だなんて大げさなこたぁ言えないっす)を。

渡辺謙の映画で皆さん内容はよっくご存知だと思うんす。なので野暮話ってことで。

オレの周りには幸いなことに、主人公のような病を持っている方はいないので、これまでアノ病気についてはほとんど何にも知らなかったのですが…。

“死ぬ”ってことは何も“肉体がなくなる”ってことだけでも、“精神が腐っていく”ってことだけでも、またはその両方であっても…それだけじゃないんだなぁ。

“自分が自分でなくなっていく”“自分ではそう望んでいない(ここ結構重要っすね)のに、脳がどんどん記憶を失っていく”“自分のしてきたことや、自分の周りにいる人のことが分からなくなっていく”ってことは…耐え難いもんなんだろうなぁ。しかもそれが突然MAXになっていくわけじゃなくて、徐々に進行していく…。

オレがもしもそうなったら(てゆーかオレの周りでオレが一番そんな風になりそうな気がする…)、オレはその現実に、自分が自分でなくなっていく現実をキチンと受け止めることが出来るんだろうか…。周りのみんなにも悲しい思いをさせるんだろうな…。

望めるものなら、オレはきちんとオレのままで…と思うっす。まぁ皆さん同じように思ってるんでしょうがね…。

上と外

2007年10月26日 読書 コメント (1)
ISBN:434441019X 文庫 恩田 陸 幻冬舎 2007/10 ¥680

いやぁ…。

実際に現地調査をすることなしに、ここまでの本が書けるってのはなかなかないことなんじゃないかなぁ!

今回の舞台は中南米のとある国。家族が久々に集う中で起こったもろもろの出来事が書かれているわけですが…。

いつもの作品とちょっと違ってきてるのは、物語が断片的になっていることっすかね。互換性がないというか、それぞれの登場人物にまつわる事柄をあくまでもそれぞれがどぉにかしていく、というパターン。最終的に一本の線で繋がるんすけど、長編でありながら中身は短編チックな造りになっている。短編が好きなヒトも、モチロン長編が好きなヒトも楽しめる作品だと思うっすね。
ISBN:4334737455 文庫 石持 浅海 光文社 2004/09/10 ¥580

ご無沙汰しております。

…。

今週末はゴルフだ!先月の81がフロックなのかどうなのか、今回で明らかとなるであろう…な感じ。いや、フロックだということは重々承知なんすけどね、もう少しくらい夢見させてくださいってことで。

で、コレ↑読了しました。

えーと…。話の筋自体はとても面白くて、読み始めると一気に進んじまうんすけどね。ただ…何せアイルランドが舞台なので、登場人物がほとんど外国人なんですわ。同じような名前がたくさん出てくるので、時々巻頭に戻っては登場人物を確認する…なんてことをやっておりました。

しかしまぁ、民族とか宗教とかって問題は、きっと人類がこの世にある限り永遠に続くものなんだろうなぁ、と改めて実感するっすね。極端に言うと『個人的な怨恨』は時間が解決してくれたり、当事者の片方がどこか遠くへ行ったりしてしまえば多少薄らいでいく場合もある(モチロンそうじゃないってことも多々ありますがね)んだけど、これが『集団としての意志』みたいなものになると…難しいよなぁ。

ぁ、でもホント、ミステリーとしての面白さは秀逸ですよ?
ISBN:4043860013 文庫 奥田 英朗 角川書店 2007/08 ¥580

もうもう最近すっかり、読書もしくはゴルフレビューとなってますが。皆さんいかがお過ごしですか?

というわけで、今度豊川悦司(合ってるか?)主演で映画となるこれを読了。

いやぁ…これは豊川悦司にはハマルんじゃないかなぁ?

まぁひとことで言えば無鉄砲な親父が色んなことをやらかし、周囲の人々を否応なしに巻き込んじゃうという話ですがね…。なんともそのハッチャケ振りが、こう何とも言えんですね!

学生運動やってる人たちって、みんなこんなにカゲキなんかな…?家族の皆さんもすっかりそれに染まっていく様子が、読んでて飽きを感じさせないっすね。まだ映画は公開されていないけど…原作に忠実であれば、結構期待できるんじゃないかなぁ。
ISBN:4167669056 文庫 重松 清 文藝春秋 2007/09/04 ¥550

読了しました。

どこかで聞いたことのありそうな設定だなぁ…と思ってたら、モチーフはアノ事件(?)だったんだなぁ…。ある一定以上の世代の方は本のタイトルとカバーの挿絵でピンと来る方もいるんではなかろうかと。

要は怪物をめぐる悲喜こもごもの話が、最終的に一本の線で繋がれていく(あらすじをえらいはしょったなオレ)ワケですが、作品に出てくる登場人物がなんちゅうかその、えもいわれぬ…

いーねっ!!

な感じなのです、オレ的には。

もうもうオリジナリティ溢れまくり、インパクト大で、周りにこんな人たちがいたら…スンゲェくたびれるだろうけど、毎日飽きないんだろうなぁ…。こーゆー個性を持ったヒト、最近いなくなったよなぁ…。大人が読む童話としては、かなり面白い部類になるんじゃないかと思っとります、お勧めですな、こりゃ。
ISBN:4101349207 文庫 重松 清 新潮社 2007/06 ¥420

あー、こーゆー本は、やっぱりオトナが読むべきものなんだろうか…。お子さんにもピッタリだとは思うんだけどなぁ。

この本、一応設定は『作者の子供時代の話(実話)』ということになってるですけど、ハッキリ言ってそんなことはドーデモヨシ。ここまで極端な例でなくても、ある程度以上の世代の男性なら誰しも一度は体験したモノを思い出させてくれるっすね。

ちょっとかっこいいオンナノコ。何やらせても上手に出来て、でも少しだけドジで…正義感に溢れているけど、それがちょっと周りから見るととっつきづらい。ファンタジーの世界の話にも思えるけど、でもどこにでもある話と言えなくもない。

自分がその子のことを“スキ”かどうかも分からない。でも…。

子供の頃のさまざまな出来事を思い出させてくれますね。
ISBN:410123731X 文庫 佐藤 多佳子 新潮社 2000/05 ¥620。

しまったぁ!

こんないい本なら、映画見ておけばよかった…。
いつぞや書いた『一瞬の風になれ』の作者が書いたもの。

みんなそれなりのコンプレックスを持っていて、それをどうにかしようともがいてて。でもなかなかうまくいかなくて…。

こーゆーヒト、自分も含めて周りにイッパイいると思うんすよね。けど、その中でどれだけの人たちがそれに正面から立ち向かっていってるのか。そんなことを考えつつも、読み終えた後にはなんとなくすっきり爽やかな感じを与えてくれるっす。

特に涙ポロポロな感じではないけど…。失われつつある何かを確認したいヒトには、お薦めっす。
ISBN:4087475743 文庫 浅田 次郎 集英社 2003/05 ¥580

久しぶりに浅田次郎を読了。

いやぁ…、しみじみいい本でした。季節柄これからの時期にもピッタリ。

いわつる怪談話にカテゴライズされるものだと思うのでその辺り苦手な方には勧めないけど…。学生運動(イヤ、オレはしてないっすよ?)の頃の学生生活や恋愛もろもろに活躍された方にはいい本なんじゃないかなぁ。イヤ切ねぇ、セツネェっす…。

この頃の学生ってのは、こんなにみんな純粋だったのかな…。こーゆー伝統的な性格って、いつからかみんなの中にはなくなってしまったんかな…。

で。何で日曜の朝っぱらからこんなこと書いてるかって言うと…。


あぁそうだよ、休日出勤なんだよ!これから仕事なんだよぉ〜〜
ISBN:4101250219 文庫 伊坂 幸太郎 新潮社 2003/11 ¥660

アタシャビックリだよ!!

だって、案山子がしゃべるんですぜ?体重が300キロ(?)あるオネェサンが市場でモノ売ってるんだぜ?おまけに今時鎖国ときたもんだ!

タイムスリップやパラレルワールド(んー、どっちもちょっと違うかな)などを使いこなしていきながら、現代社会の落ちこぼれが案山子について考える、って話。なんだこりゃ、これじゃあ何のことだかサッパリだよなぁ。でも、いろんなエピソードを最終的に繋げていくってのはこの方の常道なようですね。

そのつなげ方も強引過ぎることもなく、かといって読めてしまうって話でもなく…。ちょうどいい塩梅じゃないっすかね。


さて。明後日は愛鷹でゴルフっす。んー、スイングの調子はあまりよくないけど、おまけに天気もよくないみたいだけど、しょうがねぇか。
ISBN:4093590028 単行本 ホイチョイ・プロダクションズ 小学館 2007/01/20 ¥2,310

ウハハハハ!

こーゆーのこそ、オレは近現代史に必要な要素だと思うなぁ。マジメ一辺倒ばかりで歴史が動いているわけじゃない、特にココ最近起こる重大な出来事なんてのは、半数以上がどぉでもいい理由(一部のヒトたちにとっちゃどうでもよくないんだろうが)だったりするわけで…。

世相ってホント、年が変わるたんびに変わっていくんだよなぁ。あの頃何が流行ってて、みんながどんなことしてたのか、ちなみにそん時自分が何してたのか、そんなことを考えてみてもいいかな?って方には、正直、オススメっすよ!!
ISBN:4167729016 文庫 恩田 陸 文藝春秋 2007/05 ¥620

はあぁ…

だんだん、ゴルフの腕が落ちてくような気がするなぁ。

水曜日に行ってきたんすけどね、久々に大叩きしちまった。

しょうがねぇなぁ、バズーカ4回もチョロしたらあんなスコアになっちまうよなぁ。やっぱりニューバズーカにまだ慣れてないんかな。

言うても今回は病み上がりで、あまりスコアに期待はしなかったんだけれども。でも…やっぱり自分の思うようなスイングが出来ないゴルフは苦しいっす。けどまぁ、『とりあえず無事に、他の方に迷惑かけないように周る』って目標だけは達成できたから、それでヨシとするかなぁ…。

体の重心がないって言うか、アドレスとってもどっかフワフワしていて、早く振ってしまいたい意識が知らず知らず働いて…。で、ヘッドアップしてトップ!

これじゃだめだよなぁ…やっぱヘタクソっちゅうこった。

てなわけで(?)。読了しました。

こないだの眉山(四国)に続いて、と言うわけじゃないっすけど紀行文の混じった本。誰も殺されたりするわけじゃないのに、あそこまで引っ張れるってのは、やっぱりすごいなぁ…。話そのもの感動はしないけど、恩田さんの力量…やっぱタダモンじゃねぇなぁ。オススメっすよ!

眉山

2007年6月4日 読書 コメント (2)
ISBN:4344409418 文庫 さだ まさし 幻冬舎 2007/04 ¥520

今日も元気に腹が『ぐごごごぉぉるるぅん』『ぎゅるるるる…』『ぼふん!』となっております(きたねぇなぁ)。でも、これでもまだ大分よくなった方なんす。ったくよぉ、明後日までにはどうにかなってくれんと…ゴルフ行けねぇじゃねぇか。

というわけ(?)で、これは土日の予定をすべてキャンセルした挙句、読了した一冊です。オレは四国という場所には行ったことがないのですが…。

暑そうな場所だなぁ。今のオレの体調だと、行った瞬間に具合悪くなりそうだ…ってそれはさておき。
さださんの書いたものがなぜ映画化されやすいのか、その一端が見えたような気はするっす。やはりヒトは、『今はもうそこにないもの』『だからこそ憧れちゃうもの』ってのにめっぽう弱いんだよなぁ。あまりどぎついものじゃなく、かといって歯ごたえがないわけじゃなく…何かと分かりやすいことが当たり前なこの時代で、あえて分かりにくい人生を歩む。それが…この作品に関して言うなら、共感を生む要因なんだろうなぁ。

憑神

2007年6月1日 読書 コメント (2)
ISBN:410101924X 文庫 浅田 次郎 新潮社 2007/04 ¥540

えー、ワタクシ。

風邪を引きました。今回も腹にキマシタ。

一昨日の朝飯食っている最中にトツゼン下しまして。そこからずっとギリギリギリリリッと差し込まれて。注射を打っても薬を飲んでもあまり効き目がなくて。

昨日点滴を打ちまして。やっと少し落ち着きが出た感じ、です。どうも毎年(ココ2・3年)この時期になるとカラダになんかやってくるよなぁ…。時期的に何かが憑いて来てるんか?

…。ものすごい強引ですが、↑読みました。ふふん…。

いつもながら浅田次郎の書くものは、こーゆー『♂から見てカッコイイオチ』ってのが多いっすよね。作品も分かりやすいし、お子さんの童話にしたってそのまま通用するよなあ。ヒトはマンネリというかもしれないけど、オレはこれはこれでアリだと思うっす。でも…、これで最後を迎える人生だったら、オレは全然いい人生だったと思えるけどな。神様ありがとう!だよなぁ。
ISBN:4094081607 文庫 市川 拓司 小学館 2007/04/06 ¥690

ちくしょうめ…。

−愛してた。心の底からお前のことを愛してた。愛していた−

−ただいま!今、帰ったわ。−



たったこれだけの台詞で、どうしてこんなに…どぉして、コンナニナミダガデルンダロウ…


いかんなぁ。もうオレもすっかりオヤジになったのか?それともこの涙は、オレがとうの昔に失ってしまったものへの憧れなのか?叶うことならこの物語のみんなのように、一途であり続けたいってことかよ、オイ。

話は思い出から始まって、現在進行形で進んでいく。三人と一匹、それとその周りを取り囲む人たちの話。“思い出”“愛”語るテーマとしちゃ、正直こんなに陳腐なものもない。ただ、その語りがあまりに、あまりにもリアルではないように映ってしまうんだな、今のオレには。

口惜しいよなぁ…。思い切りベタな、30年越しの初恋。でも、こーゆー読み物こそが今の世知辛い世の中には必要なんじゃないかなぁ。ホントに深く繋がっていれば、表層上のことなんかどうでもいいんだよ。ホントに深く愛していたら、あぁ、他の方は知らないけどオレにはもう腹いっぱいで同じことは二度と出来ないよな。

久しぶりに文庫本を一日で読破したよ。予定があったにも関わらず、移動中の電車と家に帰ってからの小一時間で読破。

帯には映画化の文字。何でも長澤まさみがこの役をやるらしい。と来れば相手はもうヤツになっちまうわけで。願わくば、前作の中村獅童+竹内結子をしのいでくれることを願うばかりだが…。この役をサラッとこなせるかどうかで価値決まってしまうかもしれないなぁ。

半端なことしたら、ただじゃおかねぇぞハハハハ!

ホントはこれよりも先に一冊、これまた映画化されるらしい浅田次郎を紹介しようかと思ったけど…順番逆になりました。オレにとってはそれだけ、インパクトの強い本でした。

水の迷宮

2007年5月24日 読書
ISBN:4334742424 文庫 石持 浅海 光文社 2007/05/10 ¥660

いやぁ…。

とりあえずドライバーも保証で利くということが分かったので、気を取り直してってことで…。

この方の本についてはいつぞやここで書いて、この本は一応最新刊ってことになるようで…GW明けくらいから少しずつ読んでまして。

詩化しまぁ、このヒトの書く話ってのはどうしてこうも、読み終えた後に一抹の寂しさを与えてくれるんかなぁ。決してつまらないわけではなく、むしろ面白いんすけどね…。

でも、ほんのちょっとした悪意で、ヒトなんて簡単に壊れるんだよなぁ。
ヤバイ…

久しぶりに本を読んで『号泣』というものをしました。

これは…。イイ本だとかなんだとか、そんなありきたりの表現では済まない本っす。まさに極上…。

『バッテリー』の場合は主人公が中学生ということもあって、思春期独特の揺れ動きとかがどちらかといえば中心で、多少(ホントに多少)の暑苦しさを感じたけど、この本についてはただもうひたむきに、『あぁ…』みたいなため息しか出ない。素晴らしい。こんなに、こんなに何かのことに熱中できる世代があるって、ホント。ここ数年でオレが読んだ本の中ではベストです。


閑話休題。

んー…。やっぱり伊藤美咲に響子さんはちと重いか?五代くん役の新人はイメージにあってるけど…。岸辺一徳の四谷さんはオレ的にはハマッタなぁ。でも…続編やってくれたら、多分見ちゃうなぁ。
ISBN:4101250235 文庫 伊坂 幸太郎 新潮社 2006/06 ¥660

えー。

相も変わらず、休みの日はカラダを動かすか本読むか、酒飲むか…ばかりをしております。もうGWも半分終わりっすね。

とりあえず一昨日はフツーに過ごして、昨日はゴルフ→飲み会で…。今日は前2日間の疲れ(?)をとる意味でボーゼンとしておりました。

んー。やはりオレはどうもドライバーの出来がカギとなるみたいだなぁ…。今回も終わってみたらちょうど100で、やはり反省点となるのは『どぉして練習とコースとで、こんなにドライバーの出来が違いすぎるん?』ってことで。

どうしても、どーしても意識しちゃってるんだろなぁ。アプローチと同じように打とうと思ってもどっかで余計な力みが出ちまう。修行よ、修行。でももう一つ課題だったアプローチについては、ある程度の結果を出すことが出来たと思っているので、まぁ今回はこれでヨシってことで。

大渋滞→帰宅後はいつも土曜の夜に行ってるバレーの飲み会で。正直最近は色んな意味でモチベーションが高くないので、『また面倒なことになんないといいなぁ』と思っていて。

メンバーが集まった後で世話役さんが言ってきたことは。

ま、かいつまんで言うと『自分たちがチームにおいて請け負っているものの負担が大きすぎるので何とかしろ』ってことのようで。理由をよくよく聞いてみると…。

今自分たちは地元のそのバレーの連盟で理事をやっているが、その仕事が多すぎてチームの方の面倒があまりよく見れない。自分たちが理事を引き受けているのは、試合などの際にウチのチームが優先的に参加できるよう、その便宜を図りやすくするためにやっているもので、最終的にはチームに恩恵を与えているものである。そこで、チームの方でこれまで自分たちがしていたことを誰かに振ることで、負担の軽減を図りたい。

ふーむ。

理屈としては分かる。分かるんだが…。

別にオレ達は『ウチのチームを試合にたくさん出すために理事やってくれ』と頼んだ覚えはないんだけどなぁ。事務仕事が多いんなら多いで、余計なことゴタゴタ言わんと『スマン』と頭下げれば済むことじゃねぇのよ。中には(特に主だったメンバーのみなさん)『試合出たい!』と思ってる方もいるようなので、それを否定するつもりはないけど…。それを辛いだの何だの言うなら、そんなんやらなきゃイイ訳で。

オレが『おっ?』と思ったのは、それに対して割とみんな同情的なコメントをしており、クラッと来た♀に至っちゃ『じゃあ私が事務仕事やります』と言い出す始末。頑張ってもらいたいもんだね…。でも若いうちからあまり仕切ろうとしすぎると、ロクなことにならんよ?オレはなんも言うつもりないけど、性格的に突っ走るところがあるからなぁ…。

おっそうそう。↑の本は、そんなこんなの合間を縫って読んだ本です。血ってなんだろうね…やはり先天的に備わったものよりも、後天的に得たものの方が強いってことなんだろうか…。

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