『おすもーさんでした』

えーと、ですね。

突然でなんですが、ウチでは毎月の生活費を給料が入る都度、ウチの皆さんに渡すことになっています。

取り決めでは一応、ウチの両親からと我々3人（ムスメ、ヨメ、オレ）からとで折半で渡し、ウチのヨメがそこから食費などもろもろを差配する、ということになっています。

オレの給料日は一応25日ということになっているのですが、実際にはそれよりも前の日に渡すことが多いです。で、昨日少し早いですが来月分の生活費を渡しました。

ウチに帰り、『おかえりー』とみんなに言ってもらい（もちろんムスメにも）、オレは二階へ着替えに上がりました。

着替えをするときには3日に一度くらいのペースで、ムスメがついてきます。昨日は幼稚園のプレクラスの日で、毎月1冊本をもらってくることになっているので、昨日はそれをオレに見せてやろう、ってのがどうもヤツの狙いだったようです。『どーぞどーぞ』とか言いながら後ろからついてきました。

着替えの途中でオレは生活費のことを思い出し、ムスメに向かって『そうだ、ムスメよ、この袋を持って下に行き、あーちゃんかお母さんに渡してやってくれ』と袋を渡しました。

びっくりしたのは中に入っている紙が、お金であるということをヤツがきちんと認識していること。『おかーさーん、あーちゃーんー！おかねもってきたよぉーー！』と彼女は隣近所に響き渡りそうなデカイ声で（でも人前に出ると相変わらず一言もしゃべらないっすけどね）叫びながら、下へと降りていきました。お金だよとは、一言も言ってないんすけどね…。

しばらくすると、下からムスメの声が聞こえてきました。『おすもーさんでした』『おすもーさんでした』『おすもーさんでした！』『おーすーもーさんでーしたっ！』


どうやら下でみんなが『お父さんにごくろーさんでしたって言おうね』と教えたらしく…

今は言葉を爆発的に覚えている時期なんだと思います。おもろい言葉をたくさんしゃべってくれる娘です。

『唇』…『ちくびる』もしくは『ちょくびる』
『お好み焼き』…『おこやきみ』
『靴』…『つくっ』
『靴下』…『つくした』etc

自己主張も強くて、手を焼きますが…君がいるから、みんなにこにこ出来るんだよ。ありがとうね。