明日の記憶

2007年12月19日 読書
ISBN:4334743315 文庫 荻原 浩 光文社 2007/11/08 ¥650

久しぶり読書感想文(ハハハ、批評だなんて大げさなこたぁ言えないっす)を。

渡辺謙の映画で皆さん内容はよっくご存知だと思うんす。なので野暮話ってことで。

オレの周りには幸いなことに、主人公のような病を持っている方はいないので、これまでアノ病気についてはほとんど何にも知らなかったのですが…。

“死ぬ”ってことは何も“肉体がなくなる”ってことだけでも、“精神が腐っていく”ってことだけでも、またはその両方であっても…それだけじゃないんだなぁ。

“自分が自分でなくなっていく”“自分ではそう望んでいない(ここ結構重要っすね)のに、脳がどんどん記憶を失っていく”“自分のしてきたことや、自分の周りにいる人のことが分からなくなっていく”ってことは…耐え難いもんなんだろうなぁ。しかもそれが突然MAXになっていくわけじゃなくて、徐々に進行していく…。

オレがもしもそうなったら(てゆーかオレの周りでオレが一番そんな風になりそうな気がする…)、オレはその現実に、自分が自分でなくなっていく現実をキチンと受け止めることが出来るんだろうか…。周りのみんなにも悲しい思いをさせるんだろうな…。

望めるものなら、オレはきちんとオレのままで…と思うっす。まぁ皆さん同じように思ってるんでしょうがね…。

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