驚異的

−いやいや。ったくどうなっちまってるんでしょうか？と言うわけで恒例のインタビューを。まずはわはさん、どうも長旅お疲れさまでした。

『おうっ、どーも』

−なんだかやたらとご機嫌なようですが…？

『んっ、酔っ払っちまったんだよねぇ♪〜』

−ソートー飲まれたんですか？

『えっとねぇ…今日は割とイッパイ飲んだよ。午前中のラウンドでビール2杯でしょ、昼飯ん時も2杯でしょ…午後のラウンドも2杯で、きょうは1.5ラウンドやったからエクストララウンドでも2杯かなっ♪』

−てことは、自販機があるたんびに買っておったと…そーゆー理解でよろしいですか？

『いんじゃなぁい☆☆』

−なんか目ん玉がいつもより潤んでいるのは気のせいでしょうか…。では改めまして、今日のラウンドの感想なぞを。

『んっ…。今日はねぇ、ヨカッタよ』

−それじゃインタビューにならないんすけど…。

『おっそうかい？ハハハハハ！ま、今日は準備運動もパッティングの練習も素振りも何もしない割に、まっすぐボール飛んでったよね。アイアンの調子もまずまずだったし…』

−やっと少しまともなコメントも出てきたようですが、具体的にはどのクラブの調子がよかったですか？

『何といっても…5番ウッドだね。ガルシアの真似してオレも一応“コースマネジメント”ってもんを考えながらヤッたんだよねぇ♪ロングホールでもミドルでも、コースレイアウト見て、あんまりオレのブラックバズーカをニギニギしないようにしたんですよねぇ〜っ。したらそれがもうズッキュンズッキュウゥンだったんだよね！』

−要約すると5Wの調子がよくて、バカ当たりしたと…そーゆーことですか？

『もうズッキュンドッピュンよ！！オマケにバズーカニギニギしたらそれはそれでドッピュゥゥゥーン！だったよね！！まぁたまにはOBも出てたけどそれは27ホールもやってりゃ二つ三つは仕方ないやね』

−なんか先ほどから卑猥な表現が続出してますが…何か？

『え？そりゃ酔っ払ってんだもん、こんなもんさね。それから今日はオネェサマがいなくて、オトコばっかりだったからもうラウンド中もグリーンからボールがこぼれるたんびに“あぁっ！出ちゃう出ちゃうぅ！”“ぁ、出ちゃった…イッちゃった…”て感じでみんな叫んでたし、カップにボール入れる時も“あぁもう、ズボッと入れちゃって！！”とか言ってたしね…みんなオジサンだったから、まこんなもんでしょ？エ？違うの…？』

−…。いや、まそんでいいですわもう。どころでグリーン周りの話が出てましたが、そのあたりの課題はいかがでしたか？

『アー、そりゃ言わんでよぉ。やっぱりこうなんつうの、残りのヤードがソコソコなくなってきたらピンポイントにビシッとね…やっぱ一番いいところに当てて、シビレルようなところにズンッって落とさないとダメよね、ウンウン。その辺がまぁ課題なんじゃないの？』

−なるほど…。27ホールのスコアを見ると、49・44・46となってますが、コレについては？

『イヤもう上出来っしょ。ズッキュゥゥンと飛ばしてピシピシッと当てて、真ん中の穴にズドンだよ！ハハハハハハハハハハハ！』

−イヤもうよく分かりませんが…あ！最後のホールバーディーとってますね！

『ん？そらもアンタ、ちゃんと最後はイッテもわらんとね…自分だけキモチよくなっちゃダメでしょ？だから最後はちゃんとコースも…キモチよくイッテもらえると幸せだよね、ボク』

−とか何とか言ってますけど、実はマグレじゃ…？

『イヤ、そうよ。でもホントに予定通りいったら、オレはバーディーとれる力は持ってるんだってことが分かったんで、いいんでない？』

−自分の実力がスンナリと出て来たってことですね…では今後もズッキュンドッピュンで頑張ってください！

『おぅっ、オリャ頑張るよ！！』

−はあぁぁぁぁ…。以上現場から、お伝えしました。