ISBN:4334740456 文庫 石持 浅海 光文社 ¥620

この本、オビに偽りなし。

読み終えた直後の感想は↑でした。

ミステリーにありがちな悲しいオチ。でも、ただ悲しいだけじゃなくてある種の切なさの感じる一冊です。

カリスマを持ってるって、いいことばかりじゃないんだなぁと強く感じました。
他人を信用することはとても素晴らしくて大事なことだとは思うけど。盲目的に信じすぎてしまうと、それが悲劇を引き起こす。大事なことは…これはオレ自身が思っていることでもあるけど、『他人を信じつつも全てを差し出すことはしない』ってことではないかなと。

他者に近づき、信じて、愛して。それは素晴らしいことだと思う。でも見境なくしてしまうと、それはいつしか信仰とか崇拝に変わってきてしまう。それこそ仏様やキリストみたいに、“今はもういないヒト”ならまだそれもいいんだろう。でもそれが、“現に今、すぐそこにいるヒト”だったら?

自分がモノスゴク大好きで、ソイツの言うことなら全て肯定できる。でもヒトは神様仏様じゃない(この話に限りなくそれに近いヒトは出てくるけど)から、いつか必ず…その想いを裏切ってくる。

オレは、自分の全てを他人に委ねるってことが出来ないヒトなんかもしれない。アソコまで人を信じきること、出来ないかもしれないなぁ。だからこれ読んで、切なくなったのかなぁ。

コメント

ネネ
ネネ
2007年2月7日15:20

すごく、読んでみたいって思いました。
私も全てを委ねるなんてこと
出来ない人間です・・・

みな
みな
2007年2月7日23:06

おおお、すげえ、もうグループ交際まで行ってたか(違う・・・)
でもそれに近いと思えなくもないでしょ、
じゃあもう一歩じゃん、チームわははの一員どうしなんだから。

(バレーでできるようになりたいことって?)
 …実は私も経験者ですよ。サーブやレシーブ専門ですが・・・
(つまり地べたに近いほう。ジャンプとかアタックとかの、空に近いほうではないの)

>『こぉんな感じ』とか『あんな雰囲気で』とか
漫才ですね〜〜〜きゃ〜〜♪(伝わればいいんですよね、)

みな
みな
2007年2月9日10:46

なにっバレーボールが中学で部活、大学でサークルってそこも私と一緒だよぉ。
(ちなみに高校はブラバンだよ、そこまでは同じじゃないよね?)
あ、でも私は社会人になってからは全然やってないわ・・・

ふむふむ、ジャンプトス、かっこいいね、
うーんやっぱスポーツいいなあ。
ソフトバレーってボールがふにゃんとしてちょっとでかいやつ?
そこには彼女も来てるの?

そろそろ具体的な行動の報告がないかなあ〜〜
わくわくo(⌒∇⌒)o

リベロじゃないよぉ、
ただ攻撃のセンスがなかった・・・
サーブはよくサービスエースとかとれたんですが
・・・体重がのった、いいサーブだと言われた(゜Д゜;)

みな
みな
2007年2月10日11:07

>落研
へええ!
もしかして落語、やろうと思えばできるの?(覚えてる?)
面白そうじゃん♪宴会でもつかえるじゃない?

>オレなりには頑張ろうかなって、そう思ってます。
わはははさんなりかぁ(そりゃそうだ)
頼んだよ!(ってなんじゃそりゃ)

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