ねじの回転―February moment (上)（下）
2006年1月17日 読書
前回の『Q＆A（文字化けしてるじゃねぇか）』と今回の『ねじの回転』、それから今途中まで読んだ『バッテリー?』は、いずれも昨年の大晦日に『どぉせ正月の間ヒマだろーなぁ』と思って買ったものなんす。
でも、正月の間は1ページも読むことなく過ごし、今になって電車の中やら寝る前やらに読んでるとゆー体たらくなんす。
昭和初期に起こったある歴史上の事件をやり直すとゆー、でも舞台は未来のお話。いっぺん死んじまった人を呼び出して『もういっぺん死んでくれ（歴史上の事実をやり直すってことは、つまりそーゆーことっすよね？）』となんのてらいもなく言える未来のヒトってすごいなぁ。でもっとすごいのはそのあたりの事情を理解した上で『協力したろ』って言える歴史上のヒトはもっとすごいなと。
要はタイムマシンなんだと思うんすよね。過去のある一点に着目して、その時点で起こった出来事を細工すると未来が変わってくるって話はよくあるものだと思うんす。でも…もしも仮にその手の仕掛けが出来たとして、で何かの細工を施したとして、オレはオレのまんまでいられるんだろうか…。お！でも今とは違ってもっとイケテルオレになってる可能性もあるわけだ！もしくはもっとクダラネェオレになってる可能性もあるし、オレがいない可能性もあるわけだ。
うーん…そうやって考えていくと、どの世界が『本物の世界』で、どの世界が『望ましい世界』なんかなぁと思ったりするわけです。ま、確実にいえるのは『オレがいてもいなくても、大勢に影響はない』ということくらいなんだろうなぁ…。イイトシこいて経済に何も貢献することが出来ず、誰に幸せを与えるわけでもなく、このまんまいったらずっと独り身で老いていき、きっと年金ももらえなくて『頑張って子作りしときゃよかった！』とか思うんだろうなぁ…。
なんてことを考える暇があったら、嫁でもとっとと探しやがれ！ってことですわ。ハハハ！
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